とりあえずバラさないことには前に進まないウルフ250。組付けのことを考えずに外せる部品はどんどん外していくことにした。
さびで固着したねじ、外すのに潤滑剤、ハンマー、ショックドライバーなんかを駆使して外していく。
ぼちぼちとだがパーツが外れていく。
エンジン部分に目をやるとクラッチワイヤーマウントは折れてワイヤーで固定されていたり…
プラグ回りもこのような有様…
外していくとわかるパーツ以外の電装品までサビている現状。もしかして水没車だったのでは?
盗難され水に沈められて、発見されたがさび錆の現状で回収業者に引き渡されて、そして格安で売り払われてというストーリーが頭をよぎる。
こうなると現状使えるパーツはフレームのみ。
そう心を入れ替えて各パーツを仕入れていくことにする。もう一台実働車でウルフをと考えたがそんなに置くスペースもないし、部位別に仕入れて1台に仕上げようと思う。
しかしヤフオクで探してもウルフ250としての出品は少ない。そこでRGV250ガンマの初期型が同じVJ21Aという型番だ。パーツカタログもサービスマニュアルも同じ。
違うのはギア比だけということでパーツを落札していくことにした。
すでにほとんどのパーツを落札していっており残る大がかりなものといえば
- エンジン
- キャブレター
- チャンバー
ぐらいまで揃ってきている。
ただし今のフレームから部品を外すのがかったるいのだが…